最近子どもが学校に行きたがらない、休みたいと言ってくるようになった。
我が子が不登校になって不安な気持ちを抱えている保護者の方へ。
学校に行かない他は元気にしているので見守っているけど、不登校になると学校に行かない時間の過ごし方や勉強の取り組みが心配という保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな時に気を付けてほしいお子さんへの声かけと勉強の取り組み方をご紹介します。
つい言いたくなってしまう「〜しなさい」を辞める
見守ると言っても一日中家にいて何をしているのかよくわからない、ゲームやスマホばかりしている。
我が子が心配だからこそ「勉強しなさい」とつい口を出したくなりますよね。
ですが、不登校になったばかりの子どもはまだ学校という辛い環境から脱したばかりでエネルギーが不足している状態です。
不登校の要因として「勉強についていけない(平成18年度不登校生徒に関する追跡調査報告書)」と挙げるお子さんも多いのですが、そんな時に親から言われる「しなければいけない」は負担にしかならず、もしお子さんがそこで嫌々勉強をしたとしてもそれは不登校の解決には繋がりません。
まずは我が子を見守り寄り添うこと。
エネルギーがたまってきて興味を持つものや事があれば話を聞いたり、もしできるのであればそれに熱中できる環境作りをしてあげてください。
何よりも「お子さんのペースを尊重する」ことが大切です。
勉強の遅れはそのままにしておいても大丈夫なの??
とはいえ、不登校になって何ヶ月も勉強に全く興味がないままというのも心配ですよね。
お子さんが不登校になった経験のある保護者の意見を見ていると、どのご家庭もまずは「のびのびと子どもが過ごせる環境を作ることが大切」という意見が多く見られました。
もし勉強に興味が出てきたら
- 学校のプリント・教科書、市販のドリルや参考書
- 図書館で読書
- 塾の自習室を使用
- スタディサプリや進研ゼミなど自宅でできる通信教材やタブレット教材
- 動画で受講できるYouTubeやオンラインスクール
- 個別指導塾や家庭教師
といった形で学校以外で勉強ができる環境つくりをされているようです。
塾は事情を説明して講師に許可を得る必要がありますが、他は比較的簡単に取り入れることができそうですね。
不登校のお子さんの勉強で悩まれていることがあるなら
お子さんだけで自宅学習に取り組めるか心配という方は、不登校専門の指導塾・家庭教師にサポートしてもらうことも視野に入れてみてもいいでしょう。
塾によってサポートできる範囲は違いますが、不登校専門個別指導塾REOでは学習サポートはお子さんの状態からフリースクール・塾での個別指導・家庭教師から選ぶこともできます。
また高校生のお子さんに向けて、マンツーマンでお子さんに合わせて通信制高校の認定卒業を受けられたり、大学受験対策の指導も行っています。
お子さんの事で悩まれていて相談できる人がいない保護者の方は一度そうしたサポートを受けられてみることも検討されてみてもいいでしょう。