なかなか売れない…!マンションオーナーの悩み
売れ残ってばかり、または賃貸契約が決まらないままのマンション。不動産収入を見越しているオーナーからすれば、空き室ほど頭を悩ませるものはありませんよね。今回はそういった不動産をなくすために見直してほしいポイントについて説明します。
マンションの内装や設備と一緒に見直したい箇所は共用部分
マンションを不動産資産としてお持ちで、老朽化でリフォームやリノベーションもしたのになんで売れないの?と思った方。あなたのマンション、共用部分の見直しはしていますか?
マンション室内や水回りなどの設備は、人が住むのでまずはじめに直しますが共用部分は負担が大きいこともあり、リフォームしないままというオーナーさんも多いのです。ですが、購入者側としては清掃が雑であったり、樹木など植栽の手入れが行き届いていないという第一印象の悪さからマンションの室内を見る前に候補から外してしまうこともあるでしょう。
とくにファミリー向けのマンションは、家族で住む=小さい子どもが安全に生活できるという治安の良さも住まいを選ぶ大事なポイントになってきます。
マンションに入る前から住みたくない…そう思われないためにもマンションの共用部分もしっかりリフォーム、手入れの見直しが必要です。
身近でできない箇所は業者に頼んでみよう
まず身近な共用部分の清掃です。定期的な清掃だけでもグンと見学者・購入希望者からの印象がよくなります。普段見落としがちなエントランスやマンションの階段、あまり人が通らない避難通路など気をつけてみましょう。また動物のフンやクモの巣なども印象はよくありません。
そして、あなた自身でできない箇所については業者に依頼するのがいいでしょう。
とくにマンションの顔とも言える植栽は専門家に依頼するのがおすすめです。これまでできる箇所は自分で手入れしてきたけど年齢もあるから……と、花壇や樹木が枯れていたり伸びっぱなしならなおさらです。そのマンションにあわせた植栽管理でマンションを魅力的に、これからの住人にはよく見えるように、これまでの住人にも見て楽しんでもらえるようにしましょう。
マンションの植栽管理業者を選ぶポイント
マンションの植栽管理をお願いするなら、下記のことを気をつけてみましょう。
- これまでの樹木や花壇、土壌の状態もチェックしてくれる
- 依頼してすぐだけでなく、中長期的なプランを考えてくれる
- 樹木医や植栽基盤診断士など専門的な知識を持ってアドバイスをしてくれる
- 予算に沿ったプランを提案してくれる
どれもリフォームしてすぐだけでなく、これからのマンションの資産価値を考えたものになります。
東京都では、都市部の植栽環境の診断や調査に特化した植栽業者もあるので、そういった業者であれば安心してお任せできますね。
早めの見直しで空き室0を目指そう
空き室が続くと、管理費が集まらないなど管理が行き届かないことも出てくるかもしれません。
将来のためと思って購入したマンションを生かすためにも、マンションの共用部分について見直しをしてみましょう。