恋愛ホルモンPEAで人は遺伝子レベルで浮気する生き物?

恋愛ホルモンPEAで人は遺伝子レベルで浮気する生き物?

高い所に行くと恐怖を感じたり、不愉快なことに対して怒りを感じたり、多くの人がこのような感情を抱いたことがあると思います。この感情は、人間のDNAが影響しているもので、生物として進化する過程で手に入れた「生きるための手段」と言うことができます。
人間を含めた全ての動物は、身を守る手段や子孫を残す行動を、遺伝子レベルで身に着けていると言っても過言ではありません。

恋愛感情に関しては子孫繁栄のためにあり、自分の遺伝子を残すことと密接に関係しているため、人間の恋愛感情は遺伝子に支配されていると考えることが自然です。
人が恋愛感情を抱く理由は、断念ながら恋などというロマンチックなものではなく、種の保存のため本能的に感じる感情の一つです。
もちろん、恋愛感情を否定する訳ではありませんが、人は「より優秀な遺伝子」を持った子孫を本能的に残そうとするため、結婚をしている人であっても「新たに優秀な遺伝子」を持った人が現れた場合には、その異性との子孫を本能的に残したいと感じても生物的には不思議な事ではありません。その結果、人は新たな人に恋愛感情を抱くことがあり、浮気や不倫をする一つの原因と考えられています。

人が恋愛感情を抱くときに体内で起きている現象は、ある程度科学的に分かっており、その一つが「恋愛ホルモン」と呼ばれるPEA(フェニルエチルアミン)という脳内物質になります。
人が恋愛感情を抱く理由と、新しい異性に浮気をしてしまう理由を、科学的に解説してみたいと思います。また、浮気や不倫を防ぐ方法もご紹介します。

恋愛感情を抱くには科学的な理由がある

異性に対してトキメキを感じ一緒にいるだけで幸せな気分になる恋愛感情は、脳内でどのような現象が起きているのでしょうか?
人間の感情や行動には全てに理由があり、現在はその多くが科学的に解明されています!!
異性に対して好意を持つ恋愛感情も例外ではなく、人間の脳の中である変化が起きていることが科学的に証明されています。

恋をすると人間の脳は活性化され「PEA(フェニルエチルアミン)」という脳内物質が分泌されることが分かっています。PEAはホルモンの一種で意欲や集中力を高める特徴がある「ドーパミン」という快楽物質の濃度を上昇させる働きを持っています。そのため、好きな人と一緒にいたり、好きな人のことを考えたりすると、幸せで高揚した気持ちになるのです。この感情を人は非常に快感に感じるため、積極的に恋愛をすることになります。
つまり、恋愛感情はPEAと呼ばれるホルモンに支配されている感情にすぎないのです。
PEAは快楽物質であり一種の麻薬のような作用があるとされています。つまり、人は恋をしていることに対し強い快楽を感じており、快楽を求めて人に恋をしていると言うこともできます。昔から「恋は盲目」という言葉があるように、恋をしている人の脳は麻薬により快楽を得ているのと同じような状態であり、当然冷静な判断ができないと考えることができます。
また、好みの異性に対してPEAが分泌され恋をするのではなく、PEAが分泌された相手に対して恋をすることが分かっており、PEAの分泌が先であり結果として恋愛感情を抱くのです。

PEAの分泌は既婚者が浮気する一つの原因

独身の男女であれば、恋愛感情は人生の楽しみの一つであり、人生を豊かにするためにも必要な感情でしょう。ただし、この感情は既婚者であっても例外ではなく感じるものであり、新たな異性に恋をすることを脳は快感と感じてしまいます。そのため、浮気や不倫といった行動を引き起こす一つの原因になっています。
また、脳内が麻薬のような快楽物質に支配されていることから、冷静な判断をすることができず、家庭を壊す行為と分かっていても抑えることができない場合も少なくありません。

恋の賞味期限は約2年で終了する

現在の多くは恋愛結婚であり、結婚相手に対して恋愛感情があるから結婚をした夫婦が多いでしょう。それならば、結婚相手に対してPEAが分泌されていたことになり、結婚当初は恋愛感情が有ったと言うことができます。それなのに、どうして異なる異性に恋愛感情を抱き、浮気心を抱いてしまうのでしょうか?
実は、PEAは同じ異性に対して永遠に分泌されるものではなく、約2年しか分泌されないことが分かっています。つまり、どれだけ好きな相手であっても、恋愛感情は2年で消滅することとなり、永遠に一人の異性に恋愛感情を抱くことが人は出来ないのです。
さらに厄介なことに、異なる異性に対しては新たにPEAが分泌されることが分かっています。夫婦間でなくなってしまったトキメキを、新たな異性に対しては感じてしまうことになり、このことが浮気をする一つの原因と考えることができます。
夢のない話で申し訳ないのですが、同じ異性に対する恋愛感情は2年で無くなり、永遠の恋などというものは存在しないと言うことです。
同じ相手と長く交際を続けていると、交際初期のようなトキメキが無くなっていくことは、多くの方が経験している感情だと思います。

それでも浮気を防ぐことは出来る

恋愛ホルモンPEAで人は遺伝子レベルで浮気する生き物?

人は遺伝子レベルでは、同じ異性に対して約2年間しか恋愛感情を持ち続けることは出来ませんが、生涯幸せな結婚生活を送っている夫婦も少なくありません。
これらの夫婦に共通していることは、「恋愛感情という男女の関係」を持ち続けているのではなく、「家族としての情」として繋がっていることが多いのではないでしょうか?
お互いの事を尊敬している夫婦や大切な人と感じている夫婦では、このような感情が恋愛感情よりも勝ることになり、結果として浮気をしないと考えることができます。人も動物である以上、本能に感情が左右されることに間違いありませんが、人は理性を持ったただ一つの生き物でもあります。
浮気をした時の相手の気持ちや失うものの大きさを考え、理性で恋愛感情をコントロールすることができれば、浮気をする可能性を減らすことができるのではないでしょうか?

浮気をした人の多くは、相手に対して少なからず不満を持っており、そのことが原因で浮気をしてしまったと答えています。いつも不機嫌な妻や夫よりも、笑顔で一緒にいてくれる異性に心を惹かれることは、至って当然のことでもあります。自分自身の行動をもう一度見つめ直してみることも、浮気を防ぐためには大切なのかもしれません。
お互いに良い関係を築くことができれば、浮気をされる可能性を減らすことができるはずです。夫婦生活が長くなっても、お互いの事を思い合う良い関係を維持することは非常に大切なことです。

ただし、本能的に浮気をしやすい人がいることも事実です。
PEAによる恋愛感情を心地よく思う人は、その快感を得るために積極的に新しい恋を探すと考えられますし、異性にチヤホヤされるのが好きな人も同じ傾向にあります。
積極的にアプローチを受けた相手や過去の交際人数が多い人は、結婚後も恋愛感情を求めて浮気をする可能性が高いのかもしれません。
恋愛中は、自分もPEAの影響で冷静な判断ができなくなっているため、もう一度冷静に結婚相手を判断することが大切なのかもしれません。

浮気を疑ったらどうしたらいい?

一言で浮気と言っても様々で、大きく分けて2つの種類があります。
一つ目の浮気は、性欲を満たすための浮気で、浮気相手に対して恋愛感情がない浮気です。もう一つの浮気は、浮気相手に対して恋愛感情があり、本気の浮気ということができます。
どちらかというと、恋愛感情がない浮気のほうが解消は容易ではありますが、体の関係から恋愛感情に発展することも少なくなく、早めに浮気関係を解消させることが大切です。
それに対して、恋愛感情がある浮気は解消が難しく、あなたよりも浮気相手を選んでしまう可能性も少なくありません。
いずれにしても、浮気は時間とともに解消することは少なく、早期に対応することが大切になります。

浮気を疑った場合には、先ずは浮気の事実を確認することから始めましょう。
浮気を疑ったままの関係は、問題が解決しないばかりでなく、相手に対する不信感から夫婦関係が悪化する可能性があります。
思い過ごしで浮気をしていないこともありますし、残何ながら浮気をしていた場合であっても、早期に事実を知ることは大切です。
ただし、浮気は通常隠れてするものですので、自分だけでは確認ができない場合も少なくありません。そのような時は、探偵事務所に浮気調査を依頼することも一つの方法です。
探偵事務所の行う浮気調査は、相手に対して調査がバレることもありませんし、浮気の事実をほぼ確実に確認することができるメリットがあります。

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また、最近の探偵事務所は、浮気に対する様々なアドバイスを行っていますので、あなたの悩みが解消されるかもしれません。
探偵事務所と聞くと、抵抗がある方もいると思いますが、多くの探偵事務所では相談や見積もりは無料で対応してくれますので、問い合わせだけでもしてみると良いかもしれません。